iPodのメッセージ入れ(アップル社のページ)は,泥棒退治にも有効ですか(ってわたしも以前使ってたiPodでそんなことしてたような(pic)…,よしこんなの刻むヤツはほかに絶対いねぇ。
quote:ある米国在住のお母さんが,4月7日に泥棒に入られた。iBookやデジカメ,お祖母さんからもらった指輪,そしてiPodなどを盗まれた。iPodには,ジョン・ハイアットの「ボクを信じて(Have a Little Faith in Me)」の歌詞が刻まれていた。彼女は友人から代わりの商品を探すためにオークションサイトをみてみてはと云われてeBayをみると,なんと彼女のと同じメッセージが刻まれたiPodが出品されていた。そしてその出品者のほかの商品をみると,彼女のiBookなどもあった。彼女は警察に届け出て,泥棒は逮捕,現在拘留中となっている。
なんとも奇跡のようなお話ではあるんだけど,これはその泥棒があまりにもマヌケだったというだけのことかもしれない。もちろん,盗みの被害者の関係者がオークションの出品物に気付くことなんてメッタヤタラあるもんぢゃない。ほとんどあるわけがないこと,と思ってもそんなに間違いぢゃないだろう。だが,まったく知らない街の古物屋に売っ払うよりはみつかる可能性は格段に高い。もともと,ネットワークとはすべての情報を集積し,検索によって探し出せる場所であるのだから。
よく自分の名前で検索し,思いもしないところで自分の名前が掲載されているのを発見する,なんて話をきくことがある。探さなきゃみつからないが,探せばみつかる。おおむねほとんどの音楽も動画もあるし,マスコミのみなさんがわざとか気付かずか紙面・誌面に載せず,アナウンサーもしゃべらないことも,ボロボロとみつかる。なにもおかしいことではない。最初からネットワークはそのための場所であり,わたしたちは必要に応じてその情報を自由に入手し,利用することができる。最初から,そのためにあるのだから。とは云え,まぁこんなおかんのようなことが起こるのは,やっぱり奇跡っぽいな(washingtonpost.comの記事から,iPodを取り返したおかんの写真)。
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